11月の読書量

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数：4冊
読んだページ数：1326ページ
ナイス数：17ナイス

月の裏側 (幻冬舎文庫)の感想
九州北部の町を舞台としたSFホラー。ひたひたと押し寄せてくる不安感が全編を覆っている。相変わらずのオープンエンドが不安感の増幅に一役買っている。
読了日：11月30日 著者：恩田 陸
赤朽葉家の伝説の感想
山陰地方の旧家に生きる女三代の物語。それぞれの章がそれぞれの時代を色濃く反映している。幻視と現実が交ざるマジックレアリズム的な語りで書かれている。現代が舞台の第3部は祖母の謎に迫るミステリの要素も有る。
読了日：11月15日 著者：桜庭 一樹
月の影 影の海（下） 十二国記 (新潮文庫)の感想
新装版が出たので再読。上巻があまりにも絶望的で救いがないので、後半に現れた楽俊にほっとさせられる。読者も陽子とともに旅をしている気分になり、共に世界に対する新たな知識を得ていくので、シリーズの初巻としてはかなりよくできた構成だと思う。
読了日：11月7日 著者：小野 不由美
月の影 影の海（上） 十二国記 (新潮文庫)の感想
感想は下巻で。
読了日：11月4日 著者：小野 不由美

読書メーター

今月は4冊でした。もうちょっと読書量を増やしたいところ。